ゴールドコーストでホリデー -その3-
結局、Pちゃんファミリーのゴールドコースト滞在中(一週間)、観光らしいことはほとんどしませんでした。日中、わたしたちは仕事があるので、皆さんにはオプショナルツアーへ参加してもらおうと計画していたのですが、サンクチュアリーコーブの家で気ままに過ごすほうが楽しかったみたいです。夜の土ボタル見学へご案内したのと、休日にボートを借りてクルージングした以外、特別なことは何もしていません。
小鳥のさえずりを目覚ましがわりに、毎朝5時には起床して、まずは蟹かごチェックと朝釣りで一日が始まります。そして6時半くらいから、このテーブル↑↑を囲んで朝食をいただきます。
皆さん、英語での会話に不安を抱きつつも「自立しなきゃっ!」ということで、スーパーやショッピングセンターでお買い物しています。「日本のと比べて濃厚やわぁ~」と、いろんなヨーグルトやチーズを試したり、こちらのパンの薄さに驚きながらもレーズントーストを焼いてみたり、ベーコンの塊を買ってきてオムレツを作ってみたり、色とりどりのフルーツを盛り合わせてみたり、それはそれは楽しそうでしたよ。
それにしても、ゆっくり時間をかけながらいただく朝ごはんは、本当に素晴らしかった! それに、この景色! 時々行き交うボートをぼんやり眺めながら、出勤前のひと時を新鮮な気分で過ごしました。毎朝こんなんだったら、仕事の効率もアップするのになぁ~、なんて♪
ちなみに、わたしたちが泊めてもらったお部屋からは、こ~んなビューが堪能できましたよ。
一週間の滞在を終えての感想は「こんな贅沢な時間の過ごし方もあるんやね~」ということでした。これまで海外旅行というと「あれもしてこれもして、あそこにも行っておかなかきゃ!」とあくせく動き回っていたみたいです。でも、ゆったりと時の流れに身をまかせ、何も決めずに過ごしてみることの素晴らしさを、今回の滞在で実感してもらえたようです。お金を使ってゴージャスに盛り上げることも一つの方法かもしれないけれど、今回のような過ごし方&時間をプレゼントすることも、心のこもったおもてなしなんじゃないかなぁ……と思いました。とにかく、「ゴールドコーストはこんな所ですよ~」というのが伝わったみたいなので、よかったよかった。