里帰り日記・美又温泉から石見銀山へ
東京旅行をおえてすぐ、夫の実家がある呉へ移動しました。Yちゃんママとの恒例行事になりつつある「広島のホテルでランチ→お気に入りの服屋さんでショッピング」をおえ、義弟Mくんとの挨拶もそこそこに、島根へ旅することになりました。夕方5時半からの出発で、運転はYちゃんママです。即断即決、恐るべし行動力です。
山間の道が気持ちいい~。助手席に乗っているだけなので気楽です~。まずはぬるぬるのお湯が素晴らしい美又温泉へ向かいました。「美人の湯」については以前にも書いていますが、驚く程お肌がすべすべになりますよ! 正直言うと、人には教えたくないほど、です(笑)。
美又で一泊した翌日、わたしの希望で世界遺産の石見銀山遺跡へ。タイムスリップしたかのような街並が残っています。
自転車を借りて銀山街道を走りました。思った以上に坂道がきつく、お義母さんと二人、必死でペダルをこぎました。ゆっくり散策を楽しみたいなら、歩くことをおすすめします。
ふぅふぅ息をあげながら龍源寺間歩に到着しました。228年間掘り続けられた大坑道だそうで、江戸時代の開掘の長さは約600mに及び、現在も掘った跡が残っています。
ここで銀鉱石が掘り出されていたんですね~。こんなところで仕事するなんて、さぞかし大変な作業だっただろうなぁ……。背を丸めて歩かないと、わたしのように背が高いと頭をぶつけるので要注意です。
バス停の近くにあった茅葺き屋根の立派なこと!武家屋敷や商家の跡、神社などあちらこちらにありますが、住んでいらっしゃる方たちの家もあります。間歩や遺跡、自然、住宅を含めたここの環境そのものが石見銀山遺跡として守られているんですね。
日本人以外の姿を見かけませんでしたが、外国からの観光客も楽しめるのではないかなと思いました。2007年7月に世界遺産に登録されたそうなので、これから増えるかもしれませんね。
お義母さんとの二人旅は続きます。