人のルーツについて、ちょっと思った
瀬戸内エリアは海にも山にも近く、京都とはまた違った食文化が発達していて「豊かやな~、新鮮やな~」と興味津々でした。それに、魚介類好きのわたしにとってはまさに天国♪ 新鮮なお刺身やお寿司も食べに連れていってもらったし、お目当てだった穴子飯やちぬ飯、焼き牡蠣、カキフライなどた~んまり頂いてきました。ちなみにわたしは牡蠣飯がお気に入り↓↓。
呉から車で1時間ぐらいの江田島というころに素晴らしい食事処があります。工場のような素っ気ない建物の1階で好きなお刺身パックを購入し(約780円だったかな?)、支払いを済ませたら2階へ上がります。
目の前に瀬戸内の素晴らしい景色が広がる空間では、やかましい音楽は一切なし、ウェイトレスさんなし、サービスといったサービスなしで、好きなようにお食事できます。どか~んと大きなご飯釜が3つ並んでいて、牡蠣飯、イカ飯、ちぬ飯、そして最後に魚のあらがたっぷり入ったお味噌汁があって、そのすべてが食べ放題という素晴らしい環境が整っているのであります~。当然、お刺身は、その建物の1階で捌かれたばかりの新鮮なもので、そのパックが780円というのも驚きでした。それに加えて数種類の炊き込みご飯&あら汁が好きなだけ食べられるのです。
Pちゃんママのアイデアで11時には行っていたのですが、1時間が過ぎた頃には人気の牡蠣飯は完食され、なくなった時点で商売終了だそうです。早いもの勝ちの食堂なのですね。食べに来てはるのは、近くで働いている人たちや地元の人がほとんどでした。なんて幸せな人たちなんでしょう~、あんなお食事処が近所にあるなんて! あのお刺身や炊き込みご飯を、あれだけの量、あの値段で食べた後には、他でお刺身定食なんて、食べれへん~。この旗が目印ですよん↓↓。
さて、広島滞在中にはPちゃんの育った家庭の味も含め、Pちゃんの「食」のルーツがわかったような気がします。それに、好みの色合いだとか仕草、言葉遣いだとか、生活していく中でのクセや習慣というか、そういうのをひっくるめた、その人となりがどこからきたものなか、よく理解できました。
自分ではそうは思っていなくても、他人からみればそっくり! の親子っていますよね(まさに、母とわたしがそうなのですが……)。そんな感じで、一人の人間がある程度の年齢に達するまで育った環境やその時期一番近くにいた人たちって、ことごとく「かぶる」もんなんだと、今回の広島滞在で感じました。「うわっ、Pちゃんと呉のお母さん、似てる~」とか「そうか、ああいう好みは父親ゆずりか……」とか、いろんな場面で思いましたもの。
◆追記◆
江田島町漁協青年部が運営する「海辺の新鮮市場」
営業時間:10:00~15:00(昼定食は11:00~14:00)
所在地:江田島市江田島町江南1丁目1-37
TEL:(0823)40-0170
これはそそられる情報ですね~。
検索してみたら「江田島町漁協青年部が運営する」とありましたが、良心的で美味しそうです。来年は2号線をドライブする予定ですが、185号方面に寄り道してみようかな。ガソリン代を考えれば高い刺身定食になりますが、気分は良さそうですものね。
citydeさん、わたしもググッてみました~。
ほんとに良心的で、とれたてのお魚をあますとこなく食べつくすところや金額的にも良いです。よけいなサービスや人件費をかけていないところなど、好感がもてます。しかも、美味しいし。今まで瀬戸内とか中国地方に関して無知だったけれど、なかなか魅力的なエリアだと思いました!