里帰り日記・畑仕事とお昼ご飯

Yちゃんの実家に帰る楽しみの一つが畑へ行くことです。瀬戸内海独特の街並というのか、細くて狭い急な坂道が続く住宅街を30分ほど登っていったところにあります。ここに住んでいたら、かなり足腰が強くなるばず。慣れないわたしはふぅふぅ息切れし、何度も途中で立ち止まり、最後に待ちうけている「心臓破りの坂」を登りきって、やっと到着です。

でも畑につくと、このとおり！　呉湾が一望できます。しばし呆然としながら、呼吸が整うのをまちます。手伝うといっても、うろうろきょろきょろしているのがやっとで、お義母さんやそのお友達夫婦、義弟Mくんがてきぱき働いているのをぼんやり見ているだけのまったく役に立たない嫁です。

畑から帰ると、とてもお腹がすいています。この日はYちゃんママ、Mくんの3人で呉市安浦町にある「ドライブイン灘」でお昼ご飯を食べました。

海沿いにあり眺めは抜群です（写真が暗いのでわかりにくいですが）。嬉しいことに、全面窓ガラスの個室があいていたので、牡蠣いかだをぼんやり眺めながら、ゆっくりさせてもらいました。メニューがとても多く、牡蠣フライ定食やとんかつ、酢豚、カレー、中華丼などなど、何でもあります。

でもやっぱりわたしはお刺身です。呉に滞在中、どれだけの種類の新鮮なお魚を食べたことか。京都の実家ではもちろん、ゴールドコーストに帰ればもう食べられないと思うと、どうしてもお魚メニューを選んでしまいます。

Yちゃんママはその日のスペシャルの小イワシ定食です。Yちゃんが常日頃「小イワシが食べたい、食べたい」と言っていたのですが、美味しいですね～。お刺身も天ぷらも文句なしに新鮮！　しかもこれだけ手がかかっているのに700～800円だったかな？　こういうものを知ってしまったら、もう、ゴールドコーストで外食なんてできません。

で、Mくんはラーメンセットを注文したのですが、これが大ヒット！　魚介系のスープがたまらなく味わい深いんです。とても濃いですが、あとをひく旨味で、手打ちだというもちもち麺とよくからみ、「次回は絶対にこれを食べよう」と誓ったのでした。

毎日幸せすぎます。