続・日本里帰り日記
何度も書くようだけれど、今回は家の手伝いと家族との時間を過ごすことが里帰りの目的だったので、外食や夜遊びも少なく、ほとんどの夕食を実家でとりました。そして、たまに返ってきた娘にいろいろ食べさせようと家中が「何食べたい?これ食べるか?」と優遇してくれるので、うきうきでした。
オーストラリア生活で恋しくなるものは、何といっても「お魚」「根菜」「海藻類」「おいしいパン」これにつきます。とくに、お魚は、ほとんど、毎日食べていました。大好物の「はも」などは繰り返し食卓にならび、酢味噌で堪能しました。さんま、ほっけ、あゆ、ぶり、たら、かます、かれい、まぐろ、たい、はまちのおさしみなど、日本で暮らしていたら何てことないものでも、また今度いつ食べられるか? と思うと、それこそ口いっぱいにほおばるようにしていただきました。
蓮根やごぼうのきんぴら、めかぶ、もずく、ひじきなどなど、やっぱり生まれ育った国で食べ続けてきたものが、どうしたって口にあいます。ゴールドコーストでもいろいろ工夫してお料理も食事も楽しんでいるけど、上げ膳据え膳で味わえる母の手料理にかなうものはないなぁ……としみじみしました。
でも、よくよく思い返してみると、それなりに外食もしてきました。フレンチのお店でランチしたり、ネパール・チベット・インディア料理も食べに行ったし、デパートの地下でパンをたくさん買い込んだり、焼肉ももりもり食べました。霜降りのカルビ、豚バラなど、やわらかぁ~い薄切り肉はオーストラリアではほとんど手に入りません(最近、ゴールドコーストのとあるお肉屋さんで「しゃぶしゃぶ すき焼き肉」と日本語表記を発見! 聞いてみたら、ポークもビーフもあるらしく、牛の薄切り肉を300グラムほど買ってみました。9ドルなり。ささっと焼いて大根おろしとポン酢でいただくと、日本の味♪ でした)。
それから、ちょこちょこっと、スローなペースで進む懐石ランチも京都ならでは。自分でする天ぷらと違い、プロが料理した衣はどうして、あんなにさくさくっと食感がすばらしいのでしょう? あとは、盛り付けや器の美しさ、雰囲気も含めての京料理、なんでしょうね……。ゆっくりなので、かなりお腹がふくれてしまいましたが。
ネパール料理で一押しだったのはマサラパパルというネパール風せんべいのピリ辛サラダのせ。生ビールによくあったし、チョウミンという五目そばもおいしかったです。でも、これは、いかにも、日本人の好みにあわせました~って感じのやわらかい味で、わたしとしてはもうちょっと強烈なスパイスの香りを期待したいところでした。それから、本場の人が作るナンはやっぱり最高です。ほうれん草とチーズのカレーをディップにして特大サイズを食べきりました。
そして、たまたまお食事券があったので、お豆腐と湯葉料理の「梅の花」にも行きましたが、お値段手ごろで、かなりのボリュームです。わたしは、湯葉やお豆腐も好きだけれど、生麩には目がありません。両親の分までいただきました。生麩はグルテンのかたまりなので、もしかしたらオーストラリアにある食材で作れるかもしれません。どうにかして挑戦してみたい一品です。
ちなみに、写真一番上の真ん中は、お盆の時の精進料理です。まるで、ままごとのようにちょこっとづつ、ちょこっとづつ盛り付けていきます。「わたしがお料理したのよ~、ずいぶんと成長したでしょう?」っていう恩着せがましい気持ちも込めて(笑)、写真に残しておきました。
Commented by kotomimimi at 2004-09-16 20:06
おかえりなさいませー!!ご実家のある素敵な京都で たっぷり
幸せな時間を満喫されたようですね!!!
お写真もとっても綺麗で 私も楽しめました!!
Commented by sango00 at 2004-09-17 18:58
kotomimimiさん、ただいまです~。もう、満喫、満喫の食生活でした!食べること、のほかにもいろいろ楽しんだんだけど、どうしても、食い意地がはっているみたいで、こんな写真ばかりアップしています・・・。こりずに、また遊びにきてくださいねん。