【本のこと】日本語の作文技術
Posted in: 2004年 12月 07日
Category: ひとりごと
海外で暮らしていると、インターネット以外で目にする日本語が圧倒的に少ないので、どんどん言葉を忘れていくように思います。それから、海外で暮らしていようがいまいが、母国語である日本語ですら、何かを表現する・伝える難しさをとても感じます。
いつもブログやメールは適当な言葉で書いていますが、今度、仕事で人に読んでもらう日本語を書くことになったので、ちょっと意識してこんな本を読んでみました。
作者の本多勝一氏は学生時代に図書館でよく読んでいたのですが、この本は購入してこちらに持ってきました。新聞記者出身の有名なジャーナリストなので、現場でおこっていることをわかりやすく伝える文章力はさすがだなと思います。句読点の打ち方をはじめとする、「わかりやすい文章」を書くための「技術」がしっかりとつまっていて、とても参考になりました(参考にしただけで、まだ訓練中なのですが……)。
いつまでたっても下手だと逃げてもいられないので英語の勉強も少しずつ継続的にとりくんでいますが、同時に日本語の勉強も楽しみながらやっていこうと思います。読書中、知らない単語や読めない熟語の頻出度がこの頃かなり高いので……。